2017年度GOODFACTORY賞 募集要項

今、改めて日本のものづくりの勝ち残りのために、生産拠点の役割について議論が交わされています。
日本能率協会では各社の生産部門の役員の方々に評議員として組織化し、各社の生産拠点に関する意見を集めています。

その中で、工場のマネジメント、自律化、人材育成などのキーワードについて議論をお聞きする事があります。
議論のなかから、日本能率協会として、優良な企業事例を表彰し、広く社会に啓蒙することで、産業界へ貢献できなかと考えGOODFACTORY賞を立ち上げました。

下記のような方々に特にGOODFACTORY賞の応募をお勧めしています。

  • 自社の工場・事業所の運営方法や人材育成についてまとめる機会がほしい
  • 自社の工場・事業所の運営方法や人材育成について他社と比較した立ち位置が知りたい
  • 自社の工場・事業所のモチベーション向上の施策を検討している
  • 自社の工場・事業所について第三者の視点から評価が欲しい

GOODFACTORY賞とは

今、多くの日本製造業が中国・アジア新興国にものづくりの拠点を展開し、現地の方々の協力のもと、日夜ものづくりに励んでいます。さらに、日本国内においては、厳しい事業環境の中、製造現場を何とか日本に残そうと、他社・他国に負けないものづくりを追求し、たいへんな努力をされています。
こうした中、日本能率協会ではこれまでも日本製造業のものづくり力強化へ向けた様々な取り組みを実施してまいりましたが、2011年から新たにアジアワイドで優良工場表彰制度を導入しております。

この表彰制度は、国内外を問わず各地域で工場の生産性向上、品質向上をはじめ様々な体質革新活動へ取り組まれている事例に着目し、そのプロセスや成功要因、現場の知恵、働く方々の意識改革、社会的貢献などの内容を幅広く取り上げ、その成果を日本製造業の範として顕彰させていただくものです。GOOD FACTORY賞とは、これらの表彰制度の総称です。

GOOD FACTORY賞は、

  1. ものづくりプロセス革新賞
  2. ものづくり人材育成貢献賞
  3. ものづくりCSR貢献賞
  4. ファクトリーマネジメント賞

の4つの賞で構成されており、貴社の工場・事業所において、上記のいずれか1つでも優れて自慢できる要素があれば、応募できる点が大きな特徴です。

この機会に是非、多くの工場・事業所の積極的な応募をお待ちします。

応募資格

中国・アジア地域、に進出している日系現地企業・工場ならびに日本国内工場(日系現地企業の場合、日本企業の出資比率は概ね50%以上を想定します。)

表彰対象

応募されたテーマの活動およびその成果によって、工場・事業所が総合的に改善・強化されたり、地域・従業員との強い結びつきができたりして、グローバルな視点で日本のものづくりの優秀なモデルとして他社の範となる工場・事業所

賞の種類

①ものづくりプロセス革新賞

IE改善、ITの適用、品質保証、工程改善、SCM改善、JIT、調達革新、物流革新、自動化など工場・事業所の“ものづくりプロセス”が総合的に改善・強化されている内容を表彰します。

②ものづくり人材育成貢献賞

全員参加の改善活動、技能伝承、能力開発への取り組み、従業員育成、など
質の高いものづくりを実現するための“人材育成”に組織的に取り組まれている内容を表彰します。

③ものづくりCSR貢献賞

CSR、環境対応、省エネ、福利厚生、地域社会との結びつきなど、ものづくりを側面から支える“CSR”に積極的に取り組まれている内容を表彰します。

④ファクトリーマネジメント賞

総合的に“工場マネジメントの仕組みとその運営”のレベルが高く、全体にバランスのとれた“工場マネジメント”の良さ、といった内容を表彰します。

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過去受賞企業

2015年(第5回)

2015年(第5回)の受賞企業紹介はこちら »

委員長東京工業大学 大学院
社会理工学研究科 教授
伊藤 謙治
委員電気通信大学
情報理工学研究科 教授
新 誠一
委員日本大学
工学部機械工学科 教授
柿崎 隆夫
委員慶応義塾大学大学院
経営管理研究科 教授
坂爪 裕
委員日本能率協会コンサルティング
常任顧問 シニアコンサルタント
齋藤 彰一
委員日本能率協会コンサルティング
シニアコンサルタント
石山 真実
委員日本能率協会コンサルティング
シニアコンサルタント
石田 秀夫
主催委員一般社団法人日本能率協会
JMAマネジメント研究所
主管研究員
廣瀬 純男
担当理事一般社団法人日本能率協会
理事
曽根原 幹人
事務局一般社団法人日本能率協会
経営人材センター リーダー
成富 一仁
2014年(第4回)

2014年(第4回)の受賞企業紹介はこちら »

受賞企業名(社名五十音順)受賞部門所在地
ミスミグループ本社
駿河生産プラットフォーム
ものづくりプロセス革新賞日本
(静岡県)
日立金属
Hitachi Metals (Thailand)
ファクトリーマネジメント賞タイ
(アユタヤ)
東レ
東麗塑料(深圳)
ファクトリーマネジメント賞中国
(深圳)
日本電気/
NECプラットフォームズ
NEC Platforms Thai
ものづくり人材育成貢献賞タイ
(パツムタニ)
ダイキン工業
大金空調(上海)
ファクトリーマネジメント賞中国
(上海)
2013年(第3回)
受賞企業名(社名五十音順)受賞部門所在地
味の素
タイ味の素社 カンペンペット事業所
ものづくりCSR貢献賞タイ
(カンペンペット)
小島プレス工業
本社・下市場工場
ファクトリーマネジメント賞日本
(愛知)
東芝
セミコンダクター&ストレージ社 四日市工場
ファクトリーマネジメント賞日本
(三重)
東芝
東芝情報機器杭州社(TIH)
ものづくりプロセス革新賞中国
(杭州)
トヨタ自動車
Toyota Kirloskar Motor (TKM)
ものづくり人材育成貢献賞インド
(バンガロール)
三菱電機 
Siam Compressor Industry (SCI)
ファクトリーマネジメント賞タイ
(チョンブリ)
2012年(第2回)
受賞企業名(社名五十音順)受賞部門所在地
東レ
PT. Easterntex
ファクトリーマネジメント賞インドネシア
(スラバヤ)
東レ
東麗合成繊維(南通)
ものづくり人材育成貢献賞中国
(南通)
トヨタ紡織
Toyota Boshoku Gateway(Thailand)
ものづくりプロセス革新賞タイ
(ゲートウェイ)
日産自動車
東風日産乗用車公司 広州風神汽車
ファクトリーマネジメント賞中国
(広州)
パナソニック
広州松下空調器
ものづくりプロセス革新賞中国
(広州)
富士通 (※2社の共同応募)
島根富士通
富士通アイソテック
ものづくりCSR貢献賞日本(島根)
日本(福島)
2011年(第1回)
受賞企業名(社名五十音順)受賞部門所在地
オリンパス
会津オリンパス
ものづくりプロセス革新賞日本
(福島県)
東芝
東芝情報機器フィリピン社(Toshiba Information Equipment (Phils.) (TIP))
ファクトリーマネジメント賞フィリピン
トヨタ自動車
(※2社の共同応募)
Toyota Motor Asia Pacific Eng.&Mfg.(TMAP-EM)
Toyota Motor Thailand (TMT)
ものづくり人材育成貢献賞タイ
富士ゼロックス
Fuji Xerox of Shenzhen
ものづくりCSR貢献賞中国
(深圳)
ヤマハ
PT. Yamaha Music Mfg. Asia (YMMA)
ものづくり人材育成貢献賞インドネシア

今後の予定

(1)応募の締め切り   2016年12月19日(月)(メール添付にて事務局必着)

(2)審査書類の締め切り 2017年4月3日(月)(メール添付にて事務局必着)

(3)第一次審査(書類審査)     4月中旬~下旬

(4)第二次審査(現地審査)     5月~6月
   ①1社につき、現地審査は正味1日(原則9:30~16:30)。
   ②日程については、別途調整させていただきます。
   ③審査委員2名、事務局1名(JMA職員)

(5)最終判定            7月中旬

(6)事例発表資料の準備       8月~9月

(7)新聞記事広告の準備       8月~9月

(8)表彰式・受賞企業懇親会・事例発表会のご案内 9月末

(9)新聞記事広告     10月 1日(日)日経産業新聞(予定)

(10)表彰式        10月16日(月)17:15~18:00(予定)

(11)受賞企業懇親会    10月16日(月)18:00~19:30( 〃 )

(12)受賞企業講演会    10月17日(火)10:00~17:00( 〃 )
                        いずれも 東京都内会場( 〃 )

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