ファクトリーマネジメント賞

主要事業 ：

カーエアコンシステム、ラジエータなどの冷却用製品の開発・製造、オルタネータやスタータなどの電源供給・始動システム製品などの開発・製造、鍛造・鋳造部品及び設備・治工具、専用機部品の製造

設　　立 ：

1972年8月22日

出資会社 ：

DENSO INTERNATIONAL ASIA PTE. LTD.（51％）その他タイ株主（49％）

資 本 金 ：

200百万バーツ

従業員数 ：

5,392人（2015年1月時点）

所 在 国 ：

タイ

総合所見 ：

1. 全社一丸となって中期計画を策定、実現する仕組み

社長から出された方針に従い、中計を現地マネジャー中心に策定し、これを年度で末端、個人まで方針展開、目標展開することで、方針に従った各種改善活動を自律的に推進する仕組みがある。

2. 現地メンバーが中心となったアジア圏のマザー工場確立

アジア流のコンセプトとして「労務費に見合った半自動設備開発」をあげ、アジアマザーとして技術蓄積、横展開。さらに、現地メンバーのみでカンボジア工場の立ち上げを実施。

3. 全員参加のEF（Excellent Factory）活動で、目指す姿を着実に実現

目指す姿を「常に進化する現場」と明確に提示し、EF活動をとおして、日常的に従業員全員が目指す姿を実現するために、改善していく風土を作り上げている。

4. 刃具、冶具や設備の開発・製造までを対象にした現地化推進

徹底したコストダウンのために、日本から調達する生産財コスト（刃具、冶具、設備） までも抑制することを狙った活動。

5. 各種人材育成の場づくり

スキル基準に従って、個人別スキルロードマップにてまず目標を明確にし、育成計画を立案。

6. 全員参加での地域貢献活動を積極推進

地域の人々と環境対応活動を共有化するため「エコパーク」を現地メンバー中心に企画、設立、運営。また、障がい児の自立化支援センターを設立（WAFCAT）