GOOD FACTORYコラム その4

“安全”が入口、ルールを守る

国によっては、ルールを作っても、なかなか守らないところも
あるようですが、GOOD FACTORYにおいては、一人ひとりが一度
決めたら、絶対に守る、ということが徹底されています。

工場内では、白線の内側を歩く。工場内交差点では、必ず一旦
停止で指差呼称。切削作業では、安全メガネを掛ける。

プレス作業では手袋をつける。重量物を扱う職場では、安全靴
を履く。ヘルメットをかぶる。

騒音の大きな職場では、耳栓を付ける。ゴミを見つけたら拾う、
などなど。

実は、新しく採用された従業員は職場に配属される前に、これら
のルールを守ることを徹底して教育されます。

いくつかの工場の教育訓練センターでは、模擬的な設備が作って
あって、正しく操作しないと指がつぶれたり、やけどをしたり、
切ったり、感電したりという場面が再現されるように工夫されて
います。

つまり「ルールを守ること=自分の安全を守ること」を最初に
覚えるのです。

安全は常に良い仕事をするための入り口です。
(“安全”が入口、ルールを守る おわり)

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“人”を大切にする

GOOD FACTORYの審査で感じるのは、どこもたいへん人を大事に
していることです。上述のルールを守るもその一つです。

インドのある会社では、工場の敷地に全寮制の工業高校を作って、
経済的に貧しくても能力のある中学生を州全体から募って入学
させています。

一学年64名の少人数制で、日本語を含む一般教育と将来工場で
必要になる専門技能教育を3年間みっちりと勉強します。

在学中の衣食住は無料で、若干のお小遣いも出るとのこと。

なかには、両親に送金している生徒もいると聞いて、胸が熱く
なりました。

卒業生はこの会社をはじめ関連する部品メーカーへ就職ができる
とのことで、近い将来彼らがインドのものづくりの中軸として
活躍するにちがいありません。

人を大切にしている事例をもうひとつ。
GOOD FACTORYでは、各社とも食堂にはたいへん気を遣っています。

毎日の作業で疲れた身体に嬉しいのは、何と言ってもおいしい食事
でしょう。各社とも間違いなく食堂がきれいです。

従業員の憩いの場として、常に清潔で良い環境を提供しています。
また、食事そのものもおいしいものを提供しようという努力が伺え
ます。

工場によっては、福利厚生の一環として食堂を無料にしているところ
もあるので驚きます。

また、朝食から夕食まで提供できる体制をとっている工場もあって、
早出や残業の人びとにも便利で喜ばれています。

食事をしている時の従業員の笑顔は、GOOD FACTORYの象徴と言っても
過言ではないと言えます。
(“人”を大切にする おわり)

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今回の2014 GOOD FACTORY賞受賞記念講演は・・・

○変種変量受注下における確実納期安定供給に向けた生産革新活動
株式会社ミスミグループ本社/株式会社駿河生産プラットフォーム

○会社ビジョン「To be an Excellent Company」を目指した取り組み
日立金属株式会社/Hitachi Matals (Thailand) Ltd.

○中国樹脂事業拡大における現地マザー工場としての生産革新活動
東レ株式会社/東麗塑料(深圳)有限公司

○グローバルTOPの生産工場を目指した人材育成
日本電気株式会社/NECプラットフォームズ株式会社/
NEC Platforms Thai Co.,Ltd.

○中国での大躍進を支え続ける人基軸のモノづくり革新
ダイキン工業株式会社/大金空調(上海)有限公司

○中国華南でのモノづくりにおけるCSR 
富士ゼロックス株式会社/富士ゼロックス(深圳)有限公司

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