富士ゼロックスマニュファクチュアリング 鈴鹿事業所

講演テーマ

全員参加の生産革新活動(Fuji Xerox Production Way)による
『自ら考え行動する』風土熟成ともの作り現場革新

講演要旨

  • 会社概要
  • 取り組みの背景
  • 改善を進めるしくみ
  • 活動実施内容
  • 今後の方向
  • まとめ

講演概要

1.生産革新活動のしんか
 2004よりTPS指導会をスタート 2014まで外部コンサルタントより指導を受けた(127回)
 2010からXPW指導会として富士ゼロックス流にしんかさせ、活動の自前化を図った
 2012からはXPW確認会として内部活動を開始、2014には指導会を終了、活動を自立化させた

2. XPW活動
 標準3票活動/JIT改善活動/スタッフ改善活動 を改善の中心に活動
 550人/99チームの改善活動を年間3サイクル4年間継続している

3.改善活動の中心となる現場リーダーの育成
 『ものづくり基本道場』(卒業者は 2012から、16回の開催で122名)
 『第一線監督者のつどい』で発表 6年間で4回の最優秀賞を獲得
 大野耐一・杉山友男賞を取れる人財を122名育成
   
4.改善支援隊の育成と実戦配備
 現場改善できる支援者教育を1094人に実施/実戦配備
 支援を受ける側も教育を受けているので『標準三票』が改善活動の共通言語になっている

5.全員参加による改善活動
 QC活動の200サークルが400テーマを完結 
 QC2級209人 3級592人が習得 

6.想いの共有化
 XPW活動の表彰/広報により、
 改善活動を全従業員に知らしめることで 全員が参画し、自らが行動する風土を作っている
 年間1700人/490社の来客に改善活動を披露する事で、現場の改善意識を上げている

講演者(敬称略)

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富士ゼロックスマニュファクチュアリング 鈴鹿事業所
常務執行役員 鈴鹿事業所長 古川 雅晴

【略 歴】
1982年 鈴鹿富士ゼロックス㈱(現富士ゼロックスマニュファクチュアリング㈱)入社 第二製造部技術課
2000年 CFGr. 海外Unit長 兼SUN Cell長 兼 ビジネスサポートUnit長
2005年 生産統括本部 国際調達センター長 兼 調達Unit長
2007年 P&Lセンター長
2011年 調達部長 兼 富士ゼロックス㈱へ出向 調達本部中央調達部
2014年 執行役員 鈴鹿事業所長
2017年 常務執行役員 鈴鹿事業所長