トヨタ紡織株式会社 インタビューその5|中国人の意識が遅れている3つの原因は?

GOOD FACTORY賞受賞企業のトヨタ紡織株式会社 広州桜泰汽車飾件有限公司
総経理 吉川靖司さん
工場長 堀井敏さん
にお話を伺いました。日本能率協会の小宮太郎がインタビューします。
(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

中国人の意識が遅れている3つの原因は?

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小宮
中国で他にものづくりを進めるうえで苦労した点はありますか。
品質面とか安全面とか何かありましたら、教えてください。

吉川
生産設備は日本からアジアへ持っていったものが多かったのですが、徐々に現地で調達するようになり、設備、型などを入れるようになってきました。

スプリングやボルトなど日本ではありえないようなものが壊れるので、調べてみると図面と違っていることがあります。
そんな状態では、思いもしない部分が壊れても不思議ではありません。

お客さんに満足してもらうためには、必死で頑張るよりほかないのですが、そういう苦労は多いですね。
多分、他の会社も同じでしょう。

小宮
その辺を一体化し、ビジョンや方向性を共有しなければなりませんね。

吉川
もちろんですね。

壊れたところを見に行って「なんでこういうことになったのだ」ということは、ついこの前もありました。

当然、再発防止策を講じなければいけません。

しっかりと壊れた場所を見て解析しなければなりませんが、中国人従業員がすぐ壊れた部品を捨ててしまうのです。
それでは解析もできず、再発防止策が立てられません。

本当に情けないけど、大事なところがまだよく分かっていないのでしょうね。

いつもそういうことの繰り返しなのです。
そういう部分から教えていかないといけないのが、大変なところです。

振り返ったら、日本でも戦後間もない時期はこんなことをしていたのでしょう。

中国はこの10年ですごい勢いで発達してきました。
日本が長い時間をかけて習得していたことを、一気にやっているわけです。

それでいろいろな問題点が、日本以上に吹き出しているのかもしれませんね。

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