柯尼卡美能达商用科技(东莞)

ファクトリーマネジメント賞

主要事業 :
デジタル複合機、印刷用機器、医療機器、そのキー部品および金型の研究開発・設計・生産・自社製品の販売及び技術コンサルティング、据付及びアフターサービスの提供
設  立 :
1994年7月 委託加工(東莞石龍事務機工廠)
2007年11月 独資化(柯尼卡美能达商用科技(东莞)有限公司)
従業員数 :
2,100名(2019年4月)
所 在 地 :
中国広東省東莞市石龍鎮新城市中心美能達路1号
代 表 者 :
渥美 浩三 氏

総合所見

柯尼卡美能达商用科技(东莞)有限公司(略称:BMDG )は、1994年に設立され、当初はモノクロプリンター・複写機の製造をしていたが、昨今ではより付加価値の高い、デジタル複合機・カートリッジ・商用印刷機(周辺機器含む)・医療機器を製造する会社となっている。 
1994年の設立以来、「一緒に働く仲間の信頼関係を深くし、会社を我が家のように思う」工場風土のもと、同社の意識・行動改革の指針である、「6Value」を推進力として、継続的に進化を遂げていることは評価できる。特に、「人の力」×「連携」を「現場力」と定義し、これを核に従業員の意識・行動改革を推進し、5S、見える化、プロセス改革を断行し、その中で人財の力を相乗効果的に向上させてきた。これにより様々な成果を上げてきたことは大きな評価に値する。これについて具体的には以下の6つのポイントがそのキーになっていると考える。

1.現場力を重視することを経営の根幹におき、活動が推進されており、活動の継承面において経営トップが交代しても、そのコンセプト、中心にある考え方が継承されていること。これにより、現地メンバーの一貫した価値観や方針のもと継続的な活動が実行できている。

2.デジタル・マニュファクチュアリング(オペレーションの自動化、ICTツールによるワークフローの変革、熟練技能の解明と標準化などを含む)による生産革新を推進している。それとともに、TPS活動でのムダ取り活動についても、問題の発見から解決まで、現地従業員を主に行われていること。

3.上記の生産性向上成果を、経営コックピットと呼ばれる工場全体の経営データの見える化システムにより情報共有している。このシステムをさらに機種別原価管理と連結させ、さらなる「見える化」を推進することで儲かる体制に繋げている。

4.きめ細かな意識・行動改革(6Value 、7つの習慣など)の推進をベースに、「家のような風土づくり」を目指し、従業員の相互支援である募金会・文体活動・挨拶活動など、社員を大切にする温かい活動を現地従業員が主体に行っている。

5.品質向上活動では、過去のデータをベースにした組立不具合予測の活動を行っており、源流で早期に品質を作りこむ活動を推進している。また、自工程完結活動や小集団活動により、現場での品質向上にも主体的に取り組んでいる。

6.人財育成においては、スキルマップによる技能の管理、技能資格制度、技能スペシャリスト教育、教材のビジュアル化・ビデオ化、企業大学などを含めた、きめ細かな人材育成システムを構築している。

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